こんにちは。アンディです。
私は一級建築士ですが、一級建築士ということがわかると人からはいろいろな勘違いをされます。
今回はよく人にされる勘違いの例を挙げてみました。
センスがいいと思われる
一級建築士だというとデザイナーだとおもう方もいるようです。一級建築士の中にデザイナーもいますが、どちらかというとエンジニア的な特色のほうが強いです。
建築のことなんでもわかると思われる
一級建築士だというと、建築のことを隅から隅までわかると勘違いされる方がいます。一級建築士は実務の現場だとそれぞれの専門分野に特化しており、それも非常に細分化しています。意匠の担当者とデザイナーも違うこともありますし、構造や設備も担当が分かれています。そして一般のひとが思うよりもそれぞれの専門分野への理解というの深くない人のほうが多いです。建築士試験で問われる範囲というのはとても表面的な部分にすぎないのです。
家具にも詳しいと思われる
住空間に詳しいから、家具やインテリアにも詳しいと考えるかたもいるようです。そりゃあ普通の集団に比べると家具好きの割合は高いでしょうが、みながみな詳しいわけではありません。設計者でも住空間ではなく、商空間や工場の設計しかしないひともいて様々です。
建物建てられると思われる
一級建築士だというと、建物を自分で建てられると思う人もいるようです。建築士はあまり自分で工事作業員として加わりません。設計図を書いたり、現場を取り仕切ったりする役割が多くなります。
日曜大工はお手の物と思われる
一級建築士だというと、家の手直しを自ら簡単にできると思ってしまうひともいるようです。
上記のとおり、建築士はあまり自分で工事作業員として加わりません。設計図を書いたり、現場を取り仕切ったりする役割が多くなります。意外と自分自身で工具を扱うことになれていません。
まとめ
いかがでしょうか
一級建築士といっても現代社会においては、職能が非常に細分化されていていろいろなプロフェッショナルがいます。
上記にあげたことができるような建築士もたまにはいると思いますが、それが大多数ではないことを知っていただけたらと思います。
それでは。
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