あと少しで一級建築士試験 学科本試験ですね。
試験は時の運で決まることもあります。ラッキーをつかめるようにあがきましょう。最後まで点数が伸びる可能性はあります。合格圏への得点の壁を壊すことができるのが、試験日の前日かもしれません。
私も直前期に一気に合格圏内まで点数をあげることができました。その時の経験談は以前書きました。
今回は私が直前期に一気に法規の点数があがった線引きと合わせた学習方法を紹介します。ちなみに私は法規がものすごく苦手で足切りライン前後しか点数が取れませんでしたが、最後には得点源となり活躍してしてくれました。
その時、大きく点数を上げることができたのは法文の構成理解によるものでした。
構成を線で表現しよう。
法令集の線引きは付録でついてくる線引きのみだと文章自体の読みやすさは向上しますが、法文の構成を理解するのは難しいです。
今回お話しするのは法文の内容ではなく、法令の構成を理解する線引きの手法です。
法文は文章だけで書かれていますが、階層や構成があります。そのあたりを理解しながら線を引きましょう。重要部分は蛍光マーカーも使いながら法文の構成を際立たせます。
防火区画であれば、面積区画、高層区画、竪穴区画などは色の違うマーカーで引くなど工夫すると、法文の構成で理解することができます。
斜線制限なども、道路斜線、隣地斜線を分けるなどするとよいと思います。
法文にはこれらと同様に規則のなかで種類が枝分かれしているものが結構あります。そういうものを目立つように引くと構成が図式として読み取ることができ、理解しやすくなります。
法規の点数が伸びない方で、そういう線引きの発想ができないという場合、法令を構成立てて考えられていない証拠ですので、そのあたりを意識しながら参考書等で学習しつつ、線を引いていきましょう。すると文章の羅列にしか見えない法文がまとまりのある構成で成り立っていることが見えてくるでしょう。
法令を形式化できている部分を増やしていくと法令集を引く時間が短くなり、難しい問題に時間を割くことができるようになってきます。
ぜひ、法令は構成を理解して学習してください。その構成が見えるように線を引いていくことで法規の科目が苦手な方も戦えると思います。
とりあえず次の章に例として写真を載せておきます。
直前期でもあるので、取り急ぎの更新とします。
また時間があればきれいにまとめて皆さんにお見せできればと思います。
私の線引き例
雑ですが参考までに私の線引き例を載せておきます。
私はラスト2週間で法規が10点伸びました。あきらめないでください。
また、これは2015年の法令集なので注意してください。
あと、試験でつかった法令集は実務でも強い武器になりますので大切にしましょう!
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